普段ご使用いただいているリアルタイムPCRは第二世代のPCR装置です。第一世代のエンドポイントPCR法では、電気泳動で得られたバンドの濃さをターゲット核酸量の指標とする半定量法である為、正確なコピー数の定量ができませんでした。一方のリアルタイムPCRでは、核酸の増幅量をリアルタイムに測定し、増幅曲線と検量線に基づいてコピー数を定量できるようになりました。リアルタイムPCRは、感度の高い遺伝子解析技術として現状幅広いアプリケーションで使用されています。しかしながら、従来のPCR技術の能力を超えたより深い情報を必要とする場合、第三世代のデジタルPCRは、そのギャップを減らし、日々の研究における問いに取り組むあたり実用的な技術となっています。本セミナーでは、より高精度に定量を行うことができるデジタルPCRの最新技術について紹介します。

申し込み締め切り：7/16(火)

対面定員：20名程度